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みなさま「コロナ後遺症」という言葉をご存知でしょうか?

厚生労働省は新型コロナウイルス感染者で退院後も呼吸機能の低下が続く「後遺症」のような事例があることを受け
2,000人を対象に、原因を調べる研究を8月から始めるというものです。
実はコロナが治ったと思っても思わぬ長期化になるケースが報告されています。

■「コロナ後遺症」呼吸機能低下 2,000人調査へ (産経ニュース7月19日)

厚生労働省は新型コロナウイルス感染者で退院後も呼吸機能の低下が続く「後遺症」のような事例があることを受け
2,000人を対象に、原因を調べる研究を8月から始める。治療や予防の方法を調べる方針。
コロナ感染者の中には、退院後も息苦しさが続いて自宅で酸素吸入が必要だったり、疲れやすくなったりする人がいるとの報告がある。

イタリアの呼吸器学会は5月、回復した人のうち3割に呼吸器疾患などの後遺症が生じる可能性があると指摘した。
新型コロナの入院患者を受け入れた「自治医科大付属さいたま医療センター」(さいたま市)。
集中治療部の讃井將満(さぬいまさみつ)部長は患者が抱える“後遺症”の深刻さを目の当たりにしている。

人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を要した重症患者の場合、回復しても筋力の低下で介助なしでは歩行が困難になるなど
長期リハビリを強いられるケースがある。
「治療で使う薬の影響もあり、社会復帰までには少なくとも2~3カ月、多くは半年近くを要することになる」と讃井氏は説明する。

https://news.infoseek.co.jp/photo/sankein_afr2007190007/

■新型コロナ、治った後に出る「後遺症」が怖い!(JCAST 7月30日)

新型コロナに感染して治った後も、発熱、倦怠感、動悸、のどの違和感、胸や背中の痛み、手足のしびれなどの「後遺症」と言える症状に苦しんでいる人たちがいる。
30代の男性会社も5月4日に退院したが、仕事復帰した今もコロナ陽性時の時と同じ症状に悩まされている。
「ただPCR検査で陰性が2回出たから退院したというだけで、頭痛や微熱、耳鳴りなどの症状は一切治っていないままです」と話す。
7月には過呼吸症状と激しい動悸に襲われ、38度の発熱があり、「2回目の感染をしたのかなと思うくらい」というが、PCR検査の結果は陰性だった。
後遺症の患者を診察する陣内耳鼻咽喉科クリニックの陣内理事長によると、「後遺症」はコロナが軽症だったか重症だったかかに関わらず出る可能性があると言い、
無症状で自覚のなかった人の中にも後遺症だけ現れることもある。

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