自動車保険の「自宅車庫等損害特約」について
お客様から「車を運転していて自宅の建物や車庫に接触してしまった場合の損害は、対物賠償で支払ってもらえるの?」と
ご質問を頂くことがありますが、通常は、残念ながらお支払い出来ません。
今回は、そんな時にお役に立つことが出来るAIG損保 自動車保険の「自宅・車庫等損害特約」についてご紹介します。
→ この特約は、「ご契約のお車の使用に直接起因して、ご契約のお車が自宅・車庫など(注1)と衝突または接触した場合に、
自宅・車庫などに生じた損害に対して保険金をお支払いします。
ご契約のお車が自家用8車種で、対物賠償責任保険をセットした記名被保険者が個人のノンフリート契約にセット可能です。
ただし、保険金のお支払いは保険期間中1回(注2)に限ります。
(1事故につき50万円限度、かつ時価額によってお支払いします。)
なお、保険事故の種類は3等級ダウン事故です。」
(注1)「自宅・車庫など」とは、次のいずれかの方が所有、使用、管理する建物・車庫をいいます。
- 記名被保険者またはその父母、配偶者もしくは子
- ご契約のお車を運転中の方またはその父母、配偶者もしくは子
(注2)長期契約の場合は、保険年度ごとに1回に限ります。
特約保険料は、契約条件、補償内容等によって異なりますが、下記の場合、
《 商品「AAP」(ゴールド免許、レジャー使用)/ 被保険者年齢 : 40歳(運転者年齢条件35歳以上)/ 対物料率クラス : 8 》
年間保険料は、6S等級(0年)で1,020円、20等級(0年)で360円と、意外と安い保険料です。
対象となる建物・車庫の例は以下の通りです。
〇 記名被保険者の父母の自宅。
〇 記名被保険者の子が住む賃貸アパート。
〇 記名被保険者が借りている車庫。
☓ (対象外)記名被保険者の兄弟が所有する自宅(→この場合は対物賠償責任保険で補償されます。)
対物賠償責任保険では、自宅はもちろんのこと、父母や子が所有、使用、管理する建物・車庫の損害は補償の対象外となります。
対物賠償責任保険で補償の対象外でも、この特約をセットしていれば安心です。
自動車保険のご加入時やご継続時に、また、ご心配であれば、現状の補償内容を今一度ご確認されてみてはいかがでしょうか。
ご不明な点、ご要望等ございましたら、お気軽にお声掛けください。