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最近、「無灯火(ライトつけていない状態)」の車が多すぎて危ない!

最近、「無灯火(ライトつけていない状態)」の車が多すぎて危ない! そんな事を思っているのは私だけでしょうか。

私は最近はクレーム覚悟で無灯火車両をを追っかけて注意するようにしているくらいです。
大体の方が、「あ!うっかりしてましたスイマセン」って感じでペコってする人がほとんどですが
無視して走り去る人もおられます(怒)

東京都内でも繁華街や幹線道路は、周りが明るいので、夜になっても自分の車のライトを点けているか点けていないかが分からない事があるかもしれません。
最近のクルマのヘッドライトを「AUTOモード」にしていると周りが暗いと自動的に点きますが、やはりひと昔の前のクルマは自分でオンにする必要があります。

また、最近のクルマはメータ―内が自発式でヘッドライトを点けなくとも明るいのでヘッドライトを点けていると思いこんでいる人がいるとも考えられます。
でも、もっと周りがとても暗ければ気づいたのか、もしくはライトが切れて故障しているのを知っててそのまま走っているのか、とにかく無灯火は事故をする確率は格段に上がると思います。

さらに、無灯火は、車だけではなく、オートバイや自転車にも言えることでしょう。
そこで、ここでは無灯火について、気になる事をまとめてみました。

出典:https://www.itarda.or.jp/

 

皆さんは、1日のうち、どの時間帯に事故が多いかお分かりでしょうか?
交通事故総合分析センターが2017年に公表しているデータになりますが「8時から10時」の朝の通勤・通学時間帯と「16時から18時」である
夕方の時間帯というのが、1日の中で一番交通事故が多いという事がわかると思います。

皆さんは魔の時間帯と言う言葉を聞いたり、見たりしたことはありませんか?
とくに夕方である「16時から18時」は、自動車と歩行者の事故が多いと言われ、さらに道路を横断中に発生している事がほとんどです。

また、高齢者による散歩の帰りや買い物帰りの割合も高いと言われています。
「まだ明るいからライトを点けなくても大丈夫だろう」ほとんどの方は、こう思ってライトを点けません。
しかし、実は歩行者からは車が見えにくい時間が「16時から18時」なのです。
オートライトが義務化になったとは言え、手元のレバーをひねるだけで、ライトは点きますから、こんな簡単なことはないですよね。
事故をしてからでは遅いですので、夕方になったら早めにライトを点けるようにしましょう。

「車両等の灯火義務」はもちろんあり、道路交通法52条1項によると以下のように記載があります。

したがって、日没時から日出時までの時間はヘッドライトを点けないといけない義務があるのです。

日没や日出は、夏場と冬場で変わってきますが、だいたい以下を目安にしてみると良いでしょう。

日没:16時半~
日出:6時~

早めにライトを点けたからといって、違反になるわけではないので、早めの点灯を心がけましょう。
「16時から18時」が一番交通事故が多いという事もお忘れなく!

無灯火の車をよく見かけますが、危ないだけではなく、もちろん「違反+反則金」があります。
原付から大型車まで違反点数は同一ですが、反則金はそれぞれ異なります。
無灯火走行は違反よりも「危険」と言う事をお忘れなく!

 

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