そのメール開かないで！ フィッシング詐欺にご注意ください。
前回のコラムで、中小企業の経営者の方々もサイバー攻撃や情報漏洩などのリスクを感じておられるとのデータをご紹介しました。
今回は、ほぼ毎日届く「怪しいメール」、いわゆる「フィッシング詐欺」について触れてみます。
◆ フィッシングの手段は偽メールと偽サイトが中心 ◆
【ポイント1】メールが罠。
信頼されている主体になりすましたメールによって、偽のWebサーバに誘導されます。
【ポイント2】偽サイトで情報を搾取。
本物を装った偽サイトで重要な情報を入力させ盗み取るというのが典型的な手口です。
◆ フィッシング詐欺に遭わないための安全対策 ◆
【 被害を防止するための3箇条 】
（1）怪しいメールではないか常に注意し、添付ファイルは安易に開かない、リンクもクリックしない。
（2）ウィルス対策ソフトを導入し（※）、定義ファイルも常に最新の状態に保つ。
（3）OS、アプリケーションなどのソフトウェア、インターネットブラウザは最新の状態に保つ。
（※）必ず有料版のソフトを導入しましょう。
無料のフリーソフトやMicrosoft Defender(Windows Defender)だけでは脅威を防ぎ切れません。
（ご参考）【 Microsoft Defenderの機能 】（ 企業向けの有料版は除く ）
○ 既知のウィルス・マルウェアの検知と防御
○ ファイアーウォールによる不正侵入対策
△ ランサムウェア対策（ OneDrive連携が必須 ）
△ フィッシング詐欺（ Edge限定 ）
× 未知のウィルス・マルウェアの検知と防御
× ネットバンキングの保護
× パスワードの漏洩防止
× 迷惑メール対策
◆ 万が一、フィッシング詐欺に遭ってしまった場合には ◆
速やかに以下の連絡先にご相談ください。
・ご契約されているクレジットカード会社、銀行
（ 多くのクレジットカードの不正利用補償期間は発生後60日です。）
・ご利用のショッピングサイト、プロバイダーのサポート窓口 など
・フィッシング対策協議会 https://www.antiphishing.jp
・消費者ホットライン 「188」
・警察相談電話 「＃9110」（地域を管轄する警察本部の相談窓口などに繋がります。）
・各都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口 「フィッシング110番」
https://www.npa.go.jp/cyber/policy/phishing/phishing110.htm
セキュリティソフトを導入していても脅威がなくなる訳ではありません。
セキュリティソフトのアップデートを忘れずに実施し、最新の状態で利用するのはもちろんですが、
利用する側の意識が最も重要となりますので、常に細心の注意を払いましょう。
フィッシングか否かの判断に迷う不審なメールやSMSを受け取った場合は、
各サービス事業者の問い合わせ窓口やフィッシング対策協議会のホームページを確認、
相談してみるのも良いかも知れません。
フィッシング報告受付メールアドレス（ info@antiphishing.jp )
万が一の際、企業の被る損害を最小限に抑えたり、危機管理コンサルティングのサポートも付帯された
サイバー関連の損害保険商品に対するお問い合わせも増加傾向です。
ご不明な点、ご要望等ございましたら、お気軽にお声掛けください。
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（弊社取扱い損害保険会社のサイバー関連商品）
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コンテンツ事業者向け業務過誤賠償責任保険 | 法人のお客さま | AIG損保」
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