コラム
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地震保険の必要性について

今般の令和6年能登半島沖地震により被害を受けられた被災者の皆様に対し、心よりお見舞い申し上げます。

 

気象庁「石川県能登地方の地震活動と防災事項ポータルサイト」( 令和6年能登半島地震のポータルサイト (jma.go.jp) )には、

「地震活動の概要」として下記のような記載があります。

 

「石川県能登地方では、2018年頃から地震(地殻内)が増加傾向で、2020年12月から地震活動が活発で、

2023年5月頃からさらに活発となった後、一旦は地震活動が2020年12月以降の状態に戻りましたが、

2024年1月1日のM7.6の地震により、最大震度7を観測するなど能登半島を中心に強い揺れとなり、

地震活動の更なる活発化とともに地震の発生領域も広がりました。

これまでの最大規模の地震は、2024年1月1日のM7.6(深さ15km、羽咋郡志賀町で震度7)の地震です。」

 

以前よりAIG損保では、防災科学技術研究所( J-SHIS 地震ハザードステーション (bosai.go.jp) )が提供する、

特定の所在地における地震、津波、洪水、土砂災害のハザード情報を含めた「自然災害リスクレポート」をご案内しております。

それによると、今回被害の大きかった、志賀町役場と輪島市役所における震度5強・震度6弱の地震の発生確率は下記のようになっていました。

 

また、首都圏地域の都県庁における震度5強・震度6弱の地震の発生確率は下記の通りとなっております。

 

大きな地震は必ずしも想定されている発生確率の大きい順に発生するという訳ではありませんが、

ご覧の通り、首都圏地域では志賀町役場・輪島市役所と比較して発生確率が高く予想されています。

 

火災保険では地震による損害は補償されない」ということと、地震保険の重要性、必要性についてきちんとお伝えしていくことは、

我々損害保険に携わる者としての責務であるとあらためて感じております。

(企業物件の地震補償、また個人向けの地震保険については、お気軽にご相談ください。)

 

明日は我が身という意識を持ち、水や食料、防災用品等も日頃から備蓄しておくことも大切です。

そして何より、今回の地震によりつらく不自由な生活を強いられておられる被災地の皆様への思いを持ち続けること、

一日でも早く以前のような普通の生活を送ることができる日がくることを願い続けることが大事であると思っています。

 

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